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「URL Shortener for Amazon」が役目を終えつつある話

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Chromeウェブストアの開発者ダッシュボード

ぼんやりとChromeウェブストアのダッシュボードを眺めています。

2015年に公開したChrome拡張「URL Shortener for Amazon」ですが、そろそろ役目を終えつつあるように感じています。
とはいえ、誤解のないようにお伝えすると、ストアから削除する予定はありません。

もともと公開後はほとんど放置していましたが、昨年からユーザー数が急激に減少しており、この傾向は今後も続くものと思われます。

ユーザー数減少の主な要因

ユーザー数の減少については、特にセキュリティ面の懸念が影響しているのではないかと考えています。

  • Manifest V3(Chrome拡張の新仕様)への移行時に表示されたユーザー向け警告
  • 開発者である私が誤って余分な権限を付与したことによる警告

この二つの要因が大きく影響しており、Chromeウェブストアの開発者ダッシュボードでも、以下のような減少が確認できます。

  • Manifest V3の警告表示後、13,500人 → 11,500人(約2,000人の減少)
  • 権限の誤設定による警告後、11,500人 → 10,000人(約1,500人の減少)

この間、わずか1ヶ月ほどです。
現在も緩やかに減少が続いています。

その他の要因

さらに、以下のような点もユーザー数の減少に影響しているかもしれません。

  • より良い代替ツール(AIを含む)の登場
  • アップデートで追加した寄付サイトやAmazon欲しいものリストへの抵抗感
  • 何らかのバグの発生
  • そもそも必要がなかったが、なんとなくインストールしていた

Chromeウェブストアを見てみると、同様の機能を持つ拡張機能が数多く公開されていました。
知らない間に新しいツールが増えており、それぞれ使い勝手も異なるでしょう。
もし他の拡張機能を試すのであれば、ユーザーの皆さんが自分に合ったツールを見つけられることを願っています。

今後の対応について

もともと「こういう拡張があったら便利かも」と思って公開しただけだったので、ここまで多くの方に使っていただけたのは予想外でした。

今後は特に大きな変更は加えず、これまで通り放置する予定です。
ただし、万が一重大な問題が発生した場合は修正を行うかもしれません。
また、文言の修正や削除など、必要に応じて微調整をする可能性はあります。

Webツール版の公開

最後に、Web上でAmazonのURLを短縮したい方向けに「URL Shortener for Amazon Anywhere」というWebツールを制作・公開しました。
よろしければ、こちらもぜひご利用ください。

URL Shortener for Amazon – Chrome ウェブストア
URL Shortener for Amazon Anywhere – Web版ツール